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【皆子山】遭難の小5ら13人 全員が無事下山

僕も夏場は登山に毎年行く身なので、気になっていたニュースを取り上げてみます。


京都府内最高峰の皆子山(みなごやま・標高972m)に登山していた、小学校5年生を含む子供9人と、大人4名の計13名が遭難したとのこと。


無事、自力で下山できたとのことでほっと一息ですね。


パーティーの年齢層からいって、ボーイスカウト一行だったのでしょうかね?


遭難当日、滋賀県全域に風雪注意報が発令されていたようで、そんななか、小さい子供を連れて雪山登山とはこれいかに・・?引率者ならびに企画者である大人の責任追及はまぬがれないかと思います。



僕は、雪山登山は未経験だし、かつ通常の登山も経験は浅いですが、さすがにこれはないなぁと・・。



はじめての本格的な登山は、3年前の9月頃でした。
穂高縦走を同僚と行ってきました。地図も持たずに・・・


結果、経験の浅い僕はほぼ山の麓についているにも関わらず道が全く分からなくなり遭難しました。


まだ17時か18時ころだったと思いますが、周りの木々で日光が遮られ視界は非常に悪く、車のテールランプがちらちらと見えてそちらに行っても、一向に道にはたどり着かず・・挙句の果てに雨が降り始め体温が下がり始める。もちろん携帯の電波は入りません。


下手に動くと本当に戻れなくなってしまう、そんな恐怖心でいっぱいでした。


一緒に遭難していた一人の先輩と目立ちやすそうな場所でうずくまっていました。



次第に雨脚も強くなり、こうもしていられない、ということで、うずくまっていた場所に1人残し、各々が道の先を見てくるという方針を決めました。5分歩いてなにもなければ戻ってくる、という取り決めの元。
(今考えたら、ちゃんと戻ってこれる確証もないのに非常に危険なことをしたと思います。。)


たまたま僕が歩いた先には明かりがともっている山小屋を発見し、中にいらっしゃった方に電話をお借りし、引率の先輩に連絡を取ることができました。


たった数時間の出来事でしたが、さすがにいろんなことを感じ、後悔し、恐怖しました。


結果、無事下山できたのでよかったですが・・・


僕が遭難した場所は、下山口の駐車場からわずか100メートル程度でした。ほぼ平地でさえもこんな有様です。もっと高度があったり、ましてや冬山だったりしたら、こんな「なんちゃって遭難」で済まなかったはず。。



今回のニュースは、無事全員が下山できたからこそよかったものの、最悪の事態も十分に想定できた状況だったと思います。


登山は非常に面白いスポーツです。無心で登る工程、登頂した時の達成感、テントから見る満点の夜空、無謀にも吹き荒れる強風・・すべてひっくるめて、登山の醍醐味だと思います。


普段見ないような絶景を前にしてはしゃぎたくなる気持ちはわかります。
でも一歩間違えれば最悪の事態が待っています。無理は禁物。冷静さを常にもって。


楽しむのは当然のこと、まずは慎重に。安全に。


来年も登山にでむく予定ですが、十分な事前準備をしたうえで安全に楽しんでこようと思います。

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Author:kitaroh
仕事の話、貧乏脱出計画、彼女との話、たまにITな話なんかも絡めて徒然なるままに。

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